こんにちは、まめこです。
今日は前回に引き続き、出産レポの後編です。
いよいよ我が子との初対面。
初産なのでドキドキでした。
少しでも参考になれば嬉しいです。
促進剤の点滴後に変化が
バルーンを入れたあと、
LDR室に戻り、点滴をはじめました。
初めは少量からのスタートでした。
点滴をいれて30分後、なんだかNSTの波形が大きくなってきました。
すこーしお腹が痛いな。
とは思っていましたが、よくわからないままで、
相変わらずソファーに座っている旦那と談笑していました。
助産師のNさんが部屋に戻ってきて、その波形をみました。
N「おっ!いい感じで点滴がきいてるね。この調子だと今夜には産まれるかもね」
まめこ「え!?今夜ですか!?」
まさかの今日!
もしかすると促進剤が効かなくて、1日またいで出産になると思っていたので、
すごく驚きました。
N「さっき言った呼吸法を意識して、とにかく息はゆっくり吐いてね」
まめこ「はい」
Nさんに言われた通り、そのまま息はゆっくり吐いてすごしていました。
バルーンがとれてお産が進む
そのあと、Nさんに頻繁の内診をしてもらいました。
N「バルーンも取れそうなので、もう取っておきますね」
まめこ「はい」
N「子宮口も開いてきてるね、うん、いい感じ」
バルーンがとれたということは、お産が進んでいるんだな、と嬉しい気持ちになりました。
取ってもらう時の痛みは、入れてもらった時よりマシでした。
何も痛くなかったです。
そのあと、生理痛のような下腹部痛が段々と痛みを増してきました。
でも、全然しゃべる元気はあったので、旦那と
お昼ご飯はどこで食べる?
などと軽い話をしていました。
子宮口も開き、今夜産まれることはわかっていたので、
身内に「今夜産まれる!」とラインで連絡もしていました。
突然何かがパチンと弾ける
ベッドで横になりながら、軽い生理痛の陣痛がきている中、
突然パチンと音がなりました。
するとお尻のあたりからサーと水が広がる感覚が。
は、破水した!!
Nさんがいなかったので、すぐにナースコールをしました。
Nさんがすく来てくれ、様子を見てくれました。
N「まめこさん、破水したね。これは出産が早いかもしれないよ。15時までには産まれるかもね」
まめこ「15時ですか!?」
15時って、あと5時間くらいで産まれるってこと!?
驚きもありましたが、早く産まれてくれるなら、頑張るしかない。
と逆に強い気持ちに変わりました。
お腹の張りが段々と強くなってくる
生理痛のような鈍痛と、お腹のきゅーっとした張りが
破水後さらに強くなってきました。
しかし、まだ旦那と会話する余裕はありました。
12時前くらいまでは、本当に元気で、
あと3時間で本当に産まれるのか?と疑問に思うほどでした。
助産師のNさんは、NSTの波形と数値をみて、
N「すごく良い感じでお産が進んでる。上手よー」
とずっと褒めてくれていました。
昼食に旦那は外食へ
12時になり、まめこが食べるお昼ご飯が部屋に運ばれてきました。
美味しそうな和食料理で、豪華だなーと素直に思いました。
が、その時陣痛も強くなってきていたので、
食欲はあまりありませんでした。
まめこ「残すかもしれないから、その時は食べてね」
旦那「わかった。じゃあ俺は外に食いに行ってくる」
と旦那と話し、わかれました。
LDR室で一人になり、静かに昼食をとることに。
10分経ったくらいから、なんだか急に生理痛がひどくなってきます。
しかし、食べないと!お産の時に体力がなくなる!
産前何かの記事で、出産中にお腹が空くと体力がなくなる、という話を読み、
とにかく食べなくては!と思っていました。
痛みもありましたが、1分くらいすると、収まるというのを繰り返していました。
今思うと、この短い感覚の陣痛なら絶対食欲なんて湧きません。(笑)
助産師さんが部屋を見に来た
ベッドで横になって食べるのが難しかったので、
お腹の痛みはありましたが、状態を起こしてベッドに座り食事をしていました。
すると、別室でNSTのモニターを見ていた助産師さんが、
お産が近づいているまめこのお腹の張りに気づき、部屋に来てくれました。
助産師「まめこさん大丈夫ですか?」
と聞くと同時に扉を開けて部屋に入ってきました。
まめこ「あ、はい」
この時はお腹の痛みはひいている時だったので、普通に食べていました。
助産師「お腹が張ってるみたいだったから。なんだ、起きてたのね」
と言って、大丈夫そうね、と判断しすぐに退室していきました。
その10秒後、やっぱり痛さがやってきます。
いたたたた。と言いながら、
食べる。休む。を繰り返し、半分以上はなんとかお昼を食べることができました。
旦那が戻った頃にはお腹の痛さがほぼMAXに
お昼を食べ終えたあと、
今までにないくらい強烈な生理痛が下腹部を襲います。
こ、これが陣痛!!
めっちゃ痛い!!!
あまりの痛さにベッドの横の手すりをギュッと握り、息を吐いて痛みをこらえました。
だ、旦那。。早く帰ってきて。
12時30分頃旦那がLDR室に戻ってきてくれました。
まめこ「い、いたたたた」
旦那「わっ大丈夫?」
まめこ「うっ、うん、あー、おさまった。さっきからずっとこれの繰り返し」
旦那「そっか」
まめこ「痛くない時はこうやって会話できるんだけど、痛くなったら結構やばくて」
旦那「うん」
まめこ「あ、また来そう・・・いたたた、はぁはぁ」
旦那「大丈夫?」
まめこ「どうしよう、ナースコールした方が良いかな?」
こんなにお腹が痛いのに、なぜナースコールをためらうのか。
今思うと不思議なんですが、その時はこんな程度じゃ呼んじゃいけないかな。と思っていたんです。
痛さが増しているような気がしたので、旦那にナースコールをしてもらい。
すぐNさんに来てもらいました。
旦那も協力してくれ赤ちゃんがおりてくる
Nさんが来る頃、もう痛さはほぼMAXです。
痛くない時は会話も少しできますが、
痛さが買って、あれだけ落ち着いてできた呼吸も難しくなっていました。
N「大丈夫よ。上手にお産が進んでるから」
まめこ「・・・はい(あまりの痛さで返事ができない)」
N「赤ちゃんがね、今おりてきてるの、その痛みだから、我慢して息をながーく吐いて」
まめこ「いたい!いたい!!!」
下腹部がぎゅーっと押されるような、今までにないほどの痛みがきました。
あまりにも痛くて、ベッドの手すりを握ったり、叩いたりしてしまいました。
N「旦那さん、まめこさんが頑張っているから、背中さすってあげて」
旦那「はい」
Nさんが言ってくれたおかげで、旦那が背中をさすりながらまめこの様子をみてくれていました。
この時、Nさんわかってる!ナイス!ありがとうございます!と内心思っていました。
すごく苦しかったのですが、もう喋る気にはなれない程の痛みだったので、
旦那に指示なんて全くできなかったんです。
そしてほぼ陣痛がMAX状態が30分ほど続き、
やっと赤ちゃんが子宮口までおりてきてくれました。
分娩台にチェンジ!
内診してくれたNさんが子宮口を診て、
N「もう赤ちゃんがおりてきてるね、よし、もうふんばる準備しようか」
と言ってくれ、ベッドの形を変え、仰々しいライトをバーンと浴びせられました。
こ、これは、よくテレビで見る分娩台!
そう、ベッドが分娩台に変わったのです。
この時痛みはありましたが、赤ちゃんがおりてきてからの痛みはそこまで痛いものではなかったです。
N「いい、痛みがきたら、3回目で力をいれて、いきんで赤ちゃんを出してあげてね」
まめこ「はい(いきむってどんなんだよー)」
もう、「はい」以外言えないくらいの痛さと混乱でした。
ですが、いきむという行為が、初めてなのに、なんだか出来てしまうんです。
例えるなら魔法少女が、初めてなのに呪文を言えてしまう、あの感覚です。(どんなだよ)
我が子と初対面
Nさんに言われた通り、
痛みがきた3回目で、ぐぐっといきんで赤ちゃんを押し出すイメージをしました。
するとなんだか赤ちゃんが出てきている感覚がわかりました。
N「そうそう、上手よー。そのまま、次痛くなったら同じようにしてね」
まめこ「はい・・・。」
N「あと3回いきんだら産まれるよ」
え!?あと3回で!?
スピーディーにお産が進んでいるので、Nさんは内線のような電話を使って、誰かを呼んでいました。
LDR室にも2人ほど助産師さんが増えていて、
本当にそろそろ産まれるんだ。と思いました。
次にいきんだあと
N「よし!頭がもう出てきたよ!あとちょっと!がんばれ!がんばれ!」
まめこ「はい」
もう息も絶え絶えで、はぁはぁいいながら、うーんっていきんでいました。
旦那にも助産師さんにも励まされ、ようし!産むぞ!
っとずっと強い気持ちでいれました。
よし!これで産むぞ!と思い、次にきた陣痛の痛みで、
思いっきりいきみました。
するとすぽんという抜ける感覚があり、
その瞬間
「おぎゃーー!」
と元気な声が聞こえました
産まれた!
我が子が誕生しました。
取り上げられた、小さい赤ちゃんは元気に泣いていました。
その姿に感動し、涙が出ました。
祝誕生!
こうして無事、娘は産まれました。
少し長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
まだまだお産に関して書きたいことがあるので、
いくつか記事をわけて書きたいと思います。